包茎とは

包茎は、日本人男性の多くが抱える悩みの一つですが、症状やリスクはタイプによって大きく異なります。
包茎の悩みは一人で抱え込まず、医師に相談し、適切な診察と治療を受けることが大切です。

包茎とは

包茎とは、陰茎の亀頭(先端部分)が包皮(亀頭を覆う皮膚)に覆われていて、勃起時にも自然に亀頭が完全に露出しない状態のことを指します。

新生児のほとんどは包茎の状態で生まれますが、成長に伴って多くの場合は自然に包皮が剥けるようになります。

また、包茎には「仮性包茎」「真性包茎」「カントン包茎」の3種類があり、特に真性包茎やカントン包茎は衛生面の問題や排尿、性交渉に支障をきたすことがあるため医師による診察や治療が必要になることがあります。

なお、日本人男性の多くが成人になっても包茎の状態にあるとされていますが、これは病気ではなく個人差の一つとして考えられることが一般的です。

包茎の原因

要因詳細
先天的要因・生まれつき包皮が長い
・包皮口(包皮の先端部分)が狭い
・包皮と亀頭の癒着
・遺伝的体質
後天的要因・包皮炎などの炎症
・加齢
・肥満
・糖尿病
・不衛生
・外傷や無理な包皮の扱い

包茎の原因は大きく「先天的要因」と「後天的要因」に分けられます。

先天的要因では、生まれつき包皮が長い、包皮口(包皮の先端部分)が狭い、または包皮と亀頭が癒着状態などが含まれます。これらは遺伝や体質が関係していることが多く、特に家族に包茎の方がいる場合は、遺伝的に同じ状態になりやすい傾向が見られます。

一方、後天的要因としては、包皮炎などの炎症の繰り返しによる包皮の硬化、加齢による皮膚の弾力性低下、肥満による陰茎の埋没、糖尿病などの疾患、不衛生な状態による感染症などが挙げられます。

上記の要因により、成長後や成人してから包茎になる場合もあります。

包茎の種類

包茎には「仮性包茎」「真性包茎」「カントン(嵌頓)包茎」の3種類があり、それぞれ症状やリスクが異なります。

自身の状態を正しく理解し、気になる症状がある方は早めに当院へご相談ください。

仮性包茎(かせいほうけい)

仮性包茎は、平常時は亀頭が包皮に覆われていますが、勃起時や手で包皮をむくと亀頭が露出できる状態を指します。

このタイプは痛みや圧迫感がなければ、日常生活や性交渉に大きな支障をきたすことはほとんどありません。

ただし、包皮内に汚れや恥垢が溜まりやすく、衛生状態が悪化しやすい傾向があります。その結果、亀頭包皮炎や悪臭、早漏、コンドームのずれといったトラブル、さらには精神的なコンプレックスを抱える方もいます。

日本人男性の多くが該当するとされていますが、必ずしも治療が必要というわけではなく、状況に応じた対応が大切です。

デメリット詳細
衛生面の問題恥垢や汚れが溜まりやすく、悪臭や炎症の原因となりやすい
炎症・感染症リスク亀頭包皮炎や性病などにかかりやすい
性交渉時の問題・亀頭が刺激に慣れていないことで敏感になりやすい
・余った包皮でコンドームがずれやすい
精神面の問題見た目や清潔感への不安から、温泉や性交渉での消極的になりやすい

真性包茎(しんせいほうけい)

真性包茎(しんせいほうけい)

真性包茎とは、包皮が亀頭を完全に覆い、平常時も勃起時も手で包皮を剥いても亀頭を露出させることができない状態を指します。

原因は、包皮の開口部が極端に狭い、または包皮と亀頭が癒着していることです。

この状態では、排尿時に包皮内に尿が溜まって風船のように膨らむことがあり、無理にむこうとすると痛みや出血を伴う場合もあります。

さらに、包皮内に恥垢が溜まりやすく、清潔を保つことが難しいため、炎症や感染症、悪臭のリスクが高まる傾向があります。

デメリット詳細
衛生面の問題・恥垢が溜まりやすい
・悪臭や細菌繁殖の原因となりやすい
炎症・感染症リスク・亀頭包皮炎や尿路感染症になりやすい
・性感染症の発症リスクが高まる
排尿障害排尿時に包皮が膨らみ、尿の勢いが不安定になる
性交渉時の問題・挿入時に痛みを感じやすく、包皮裂傷のリスクが高まる
・早漏になりやすい
陰茎がんリスク長期的な不衛生状態により発症リスクが高まる

カントン包茎(かんとんほうけい)

カントン包茎(かんとんほうけい)

カントン包茎(嵌頓包茎)は、包皮の先端が狭いため、包皮を剥いて亀頭を露出させた際に包皮が元に戻らなくなり、亀頭や陰茎の根元を強く締め付ける状態を指します。

締め付けによって血流が悪化し、腫れや激しい痛み、うっ血が生じます。

放置すると亀頭や包皮が壊死するリスクもあるため、早急な医療処置が必要です。

主な原因は、包皮口が狭い状態で無理に包皮をむいた場合や、成長に伴い包皮の伸びが追いつかない場合などです。

デメリット詳細
衛生面の問題恥垢がたまりやすく、雑菌繁殖による悪臭や衛生面の問題が生じる
腫れ・痛みのリスク包皮の締め付けで血流が悪化し、激しい痛みや腫れが生じる
炎症・感染症のリスク包皮炎や感染症が起こりやすくなる
性交渉・排尿の問題強い痛みや腫れで性交渉や排尿が困難になる
壊死のリスク放置すると組織が壊死する危険がある

包茎を治した方がいい理由

包茎を治した方がいい理由

包茎を治した方がいい理由としては、衛生状態の改善や感染症リスクの軽減、不快な臭いの解消などが挙げられます。

衛生状態の改善

包茎の状態では包皮と亀頭の間に恥垢が蓄積しやすく、細菌が繁殖しやすい湿った環境ができやすくなります。

その結果、亀頭炎や包皮炎といった感染症のリスクが高まります。

しかし、包皮内を毎日清潔に保つことは難しく、洗浄が十分に行き届かない場合も少なくありません。

そのため、治療により余分な包皮が除去されると、陰茎の先端を清潔に保ちやすくなり、細菌の繁殖を抑えることで感染症や炎症を防ぎやすくなります。

また、恥垢の蓄積を防ぐことにより、尿路感染症や精嚢炎などの他の感染症リスクも低減されます。

感染症リスクの軽減

包茎の状態では、亀頭が常に包皮に覆われているため、亀頭や包皮の内側に汚れや尿、汗などが溜まりやすくなります。

その結果、性感染症や亀頭包皮炎などの感染症にかかるリスクが高まります。

また、包皮で覆われている亀頭の皮膚は弱く、傷つきやすいため、そこから病原体が侵入しやすくなることも感染症リスクを高める要因とされています。

包茎を治療することで亀頭を清潔に保ちやすくなり、感染症のリスクを軽減することができます。

不快な臭いの解消

包茎の状態では包皮と亀頭の間に恥垢が溜まりやすく、湿った環境で雑菌が繁殖して「腐ったチーズのようなツンとした臭い」「牛乳が腐った酸っぱい臭い」といった不快な臭いが発生します。

包茎治療により亀頭が常に露出した状態になると、恥垢が蓄積しにくくなり、日常的な洗浄もしやすくなるため、清潔で乾いた状態を保ちやすくなります。

特に亀頭直下埋没法では、亀頭が乾燥したサラサラの状態を維持できるため、においの発生を防ぎやすくなります。

ABCクリニックの包茎治療

包茎治療は包茎の種類によって治療法が異なります。

そのため、医師に包茎のタイプを診てもらうことや、自分に合った治療法を教えてもらうことにより、包茎の改善につながります。

仮性包茎の場合は、メスを使わず糸で陰茎の根本に固定する非切開包茎治療を行うことができます。

一方でカントン包茎や真性包茎の場合は、メスを使用して余分な包皮を取り除く「環状切開術」や、自然な仕上がりを目指す「亀頭直下埋没法」といった治療が行われることがほとんどです。

当院の非切開包茎治療

当院の非切開包茎治療
対応包茎・仮性包茎

ABCクリニックの非切開包茎治療は、メスを使わず包皮を糸で陰茎の根元に固定し、亀頭が露出した状態を維持する「切らない包茎治療」です。

治療時間は約10分と短く、傷跡は1.2mm程度の小さな穴が数か所できるだけで、見た目にもほとんど目立ちません。

また術後は早期からマスターベーションや性交渉が可能で、日常生活への影響を抑えたい方に適しています。

ただし、包皮が厚く量が多い場合や重度の包茎には適用できず、主に軽度から中等度の仮性包茎が対象です。

当院の包茎治療

ABCクリニックの包茎治療の方法は、大きく分けて「環状切開術」と「亀頭直下埋没法」の2つに分類できます。

以下は、ABCクリニックで受けられる治療と環状切開術や亀頭直下埋没法の対応表です。

環状切開術・CSカット
・Sカット
亀頭直下埋没法・Vカット(特殊美容)
・TVカット(特殊美容)
・TVカットplus(特殊美容)

環状切開術は、術後にツートンカラーという皮膚の色の違いが生じる場合がありますが、亀頭直下埋没法は傷跡が目立ちにくいという特徴があります。

このように、ABCクリニックでは非切開治療から仕上がり重視の特殊美容治療まで、医師による減痛治療や自然な仕上がりにこだわった治療を提供しています。

さらに、アフターケアにも力を入れており、包茎や男性器の悩みをトータルにサポートしています。

※なお、TVカットplusは、柏院・新宿院・立川院・池袋院・横浜院・名古屋院・心斎橋院・神戸院・博多院・天神院で治療を受けることが可能です。

包茎治療の流れ

診察・相談の流れ

ABCクリニックは全国すべての院が年中無休で土日祝日も対応しており、受付時間は毎日20時までです。仕事やプライベートで忙しい方でも、ご都合に合わせて無理なくスケジュールを調整していただけます。まずはお電話またはWEBからご予約をお願いいたします。

完全予約制のため、待ち時間も少なくスムーズにご案内可能です。来院当日は、まず男性カウンセラーが患者様のご不安やご希望を丁寧にヒアリングいたします。その後、医師による診察で陰茎の状態などを確認し、患者様に合わせた治療法をご提案します。

ABCクリニックでは、治療のメリットだけでなく、「なぜこの治療方法なのか」についても丁寧にご説明し、患者様にご納得いただいたうえでしか治療は開始いたしません。無理な勧誘や契約は一切ございませんので、どなたでもご相談いただけます。

治療を受ける環境について

治療は完全個室の清潔なオペ室で行われ、プライバシーにも十分配慮しています。 痛みに不安のある方には、表面麻酔と局所麻酔を組み合わせた2段階方式で対応可能で、患者様一人ひとりに合わせた無理のない治療を行います。

治療は最短30分程度で終了し、術後はそのままご帰宅いただけますので、お忙しい方でも治療を受けていただけます。

治療後のサポートについて

術後のアフターケアは、すべて治療費に含まれており、追加料金は発生しません。術後の注意点やケア方法については、医師から詳しく説明があります。また、術後に不安や疑問が生じた場合は、電話やメールでの相談が可能です。

必要に応じて、再診や追加のケアも対応可能です。患者様が日常生活に戻れるよう、万全のサポート体制を整えております。

包茎に関するよくある質問

男の子の包皮は何歳で剥けるのが正常ですか?

男の子の包皮は何歳で剥けるのが正常ですか?

男の子の包皮が剥ける時期には個人差があります。

新生児期は包皮と亀頭が癒着していて剥けないのが正常で、小学生高学年や思春期(12〜15歳頃)まで包皮が完全剥けないことも珍しくありません。

多くの場合、思春期の成長とともに自然に剥けるようになることが多いです。

そのため、成人になっても包皮が剥けない場合は治療を検討する必要がありますが、幼児期や学童期に無理に剥こうとする必要はありません。

なお、包皮の状態で困った症状(排尿困難や炎症)がなければ、自然経過を見守るのが一般的です。

包茎になりやすい人の特徴はありますか?

包茎になりやすい人の特徴は、以下の通りです。

・遺伝的要因が関係し、家族に包茎の方がいる場合
・包皮の皮膚が生まれつき硬い、または伸びにくい体質である場合
・幼少期に包皮のケアが不十分で、包皮と亀頭が癒着したまま成長した場合
・肥満体型で下腹部や恥骨周辺に脂肪が多く、陰茎が皮膚に埋もれやすい場合
・糖尿病などの基礎疾患があり、包皮炎を繰り返しやすい場合

上記の特徴がある場合、包茎になりやすい傾向がありますが、必ずしも全員が包茎になるわけではありません。

包茎の検査と診察はどのように行われますか?

医師による問診で症状を聞き取った後、視診・触診によって陰茎の状態を確認します。

具体的には、包皮の被り方、締め付けの度合い、皮の余り方や厚み、亀頭の状態などを検査し、平常時と勃起時の両方でチェックします。

上記の診察によって、仮性包茎・真性包茎・カントン包茎などのタイプや治療の必要性を判断します。

仮性包茎は自力で治すことができますか?

仮性包茎は、痛みなく亀頭を露出できる軽度のケースであれば、「剥き癖」をつけるトレーニングや矯正器具の使用など、自力で改善を試みることは可能です。

ただし、これらの方法は効果に個人差があり、完全に治すのは難しい場合が多いです。

また、無理なセルフケアは傷や炎症、カントン包茎などのリスクも伴うため注意が必要になります。

根本的に余った包皮をなくすには治療が必要となるため、不安がある場合や症状が重い場合は、自己判断せず当院に相談してください。

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